utteringUFOの日記

私とあなたの備忘録です

二年次設計終焉の巻

今日ついに設計課題の最終提出と講評を終え、私は自由の身となりました。昨夜はその提出ができるかどうかの瀬戸際だったためブログは書けずじまいでしたが、この二日間で二時間しか眠れていないためか日付を越したという感覚がないので良しとしましょう。します。

 

その設計の模型鳥瞰写真がこちらです。ジャーン!我ながらなかなかかっこいいな...と惚れ惚れしています。

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教授、担当の先生、特別講師の方、冷やかしに来た先輩など様々な人から助言やお叱りを多々いただき、それをメモしたり質問したりに終始する実り多い一日でした。その中で皆が口を揃えて私に言うのは、考え・感性・方向性はいいけれど馬力と計画性を身につけて頑張りましょうねというものでした。まさに2020年の基本指針で私が自分に足りないと指摘し、改善しようと足掻いている項目だったので、長い溜め息はとどまるとこを知らず出ていきました。

 

一方で、今のやり方のままでは体力的に常に限界の状態で、結果的に精神面にも余裕がなくなってしまうため、今後も設計を取ろうか、そもそも意匠系に行くのかという自分に対する不安と疑惑の念が渦巻きながら、特にこの2年後期は過ごして、今日終えました。構造や材料系の道が意匠に比べて楽だとは思いません。でも設計の授業だけ時間的にも体力的にも負荷が格別なのはわかります。一年生の設計基礎と二年生の設計は必修ですが三年以後の設計は選択となり、今日で最後の設計が終わった〜〜〜と解放に酔いしれながら、提出し終えた模型をバキバキ壊す人たちの奇声がそれを物語っていました。

今日の結果次第では、今後の身の振り方について一考すべきだと思うほど思いつめていました。しかし先生方は考えや思考に追いつかぬ体力や計画性のなさに一緒に歯がゆい表情をしながらも、「設計をやり続けるのですよ」と背中を押して励ます言葉を山のようにくださいました。また、意匠系の研究室には入らずに設計の授業を取り続ける先輩にお話を伺うことができて、ほんの一年先の将来への閉塞感も薄れていきました。

 

今日、思うような賞が取れなかったことはとても悔しく、その他された指摘に関しても設計案の再考が必要だと感じさせられたので一人反省会は止まりませんが、設計は続けます。続けなさい、頑張りなさい、こうすればきっとできると応援してくれる先生がいらっしゃることにこんなに安心するとは思いませんでした。他者の後押しがないと躊躇ってやめてしまいたくなる程に不安だったことが不本意ですが、まだまだ身体が弱いなりにできる戦い方があるはずなので来年もどうぞよろしくね、設計。

しばしの間は試験モードに突入しますが、それが終わって春休みになったら快適に設計ができるシステムの構築や、足らぬ建築・設計の知識補充を行いましょう、約束です。