utteringUFOの日記

私とあなたの備忘録です

第四幕 感想

今日が2年生後期最後の授業でした。明日から一週間の試験期間がありますが、試験はあくまで試験ですから先生からご教授していただける機会は今期最後となります。半期ずつを一幕と数えると卒業までは八幕で構成されており、今は四幕が終わったことになります。先生方も授業の締めに振り返りやらまとめをしていたので、私も少し感想を述べよ〜〜と思いました。

 

四幕は、英語以外の全ての授業が建築〇〇という講義名で専門性が今までよりもぐっと高まったのを感じました。全部の授業にそれぞれ意味が生じていて相互関係を伴って考えが形成されていく所に楽しさを感じつつも、三幕までは視界を広げる教養科目を取れていたことを思うと息が詰まる時もありました。一・二幕では西洋史を取っていて、それが非常に愉快だったし、量子化学微分積分学に触れる時間あって定期的に脳が洗われていました。三幕では更に趣味に走って、3.11に関するゼミ形式のオムニバス授業や、バロック時代の舞踊と舞曲にだけ特化したマニアックな授業もありました。

自分の興味に従って勉強できる喜びがあった頃よりも、将来に必要なものを詰め込んでいる今の方がつらいと感じてしまうのは当然のことなのですが、いずれこれが自分の中で体系的な知識になって設計等に役立つはずだという気持ちで乗り切りました。だから今は、テストもまだなのに妙に開放感と安堵があって、必要な授業たちに対して気持ちを張り詰めていたのだなと実感しました。

つまり、一幕・二幕:工学基礎・教養、三幕:工学発展・建築基礎・教養、四幕:建築基礎網羅という感じだったのです。そりゃしんどいわ、終わってよかった。でも!五幕からは、更に専攻に方向性を持って、建築のうち自分の興味ある分野に更に突き進めそうで(仮)の時間割を見て想像してはわくわくしています。設計3、インテリアデザイン、デザイン概論、技術者倫理、都市計画......楽しみだな〜〜

 

きっと試験を終えたら四幕の弱点もよくわかるでしょうから、春休みのうちに建築基礎の内容を十分にしてから五幕に飛ばなければなりませんね。また、三幕まで楽しんでいた教養は、大学に入って以来建築関連ばかりになってしまった読書をもう少し文化的に広く保つことできっと補っていけるでしょう。五幕からも、いえ春休み中も、大学生らしく読書や学習に明け暮れてくださいね。

これにて第四幕閉幕、よく終えました。写真はご褒美のハニートースト・アイスクリーム添えです。