utteringUFOの日記

私とあなたの備忘録です

言葉最強伝説

大いなる無力を感じております今日この頃です。

 

私は工学部建築学科の人間でして、工学基礎や建築のお勉強と設計をどちらもやる学生生活です。他の大学や学科の学生になったことはありませんから簡単な比較はできないけれど、通常の座学の実験やレポートと毎週の模型作成・設計が同時に来るので、学生の本分をこなすだけで手一杯になってしまいがちです。

もちろん、私の体力不足や持病も関係あるのでしょうが、それを抜きにしてもバイトやサークルに勤しむ彼らを見ていると、どこからその時間が捻出できるのだろうと勝手に羨ましくなってしまう時があります。これは自分でした選択と決断なのに、上手くいかないことがあると隣の芝が青々と見えてしまうのは、本当に私の欠点だなと感じます。

 

そうです、無力で上手く行かないのです。

元よりの持病や体力のなさに加えて体力や時間マネジメントが頗る下手なものですから、設計が本当にほんっとうに私に向いていないのを、二年生にもなってやっと自覚したのです。

設計は、まあ人にもよりますが敷地調査をして、コンセプトを考え、それに合う空間や造形を作っていく作業です。ここまでは大抵上手くいきます。脳内でもできるし、寝転がってても出来上がる作業だからです。

ここから、CADで図面を起こしていく作業が恐ろしく面倒で時間がかかり、この段階で時間と体力マネジメントが崩壊します。そして図面を元に模型を作る頃にはヘロヘロになってしまいます。美術系の人は、作品提出ギリギリの時にあと少しの体力をひり出せる能力があるとよくおっしゃられるのですが、私にはあと10年くらいかけて体力の底上げを図らなければ出せません。

今回もそうでした。

 

しかし、床に臥せていても模型はできませんが言葉は書けます、素晴らしい。

建築学科として一番しなければならないアウトプットである模型が出来上がっていないと、自尊心がぼろ雑巾になってしまいます。アイキャッチ画像のようにネイルもクリスマス以来更新されず剥がれ落ち、見苦しい状態で横たわっている、生きている屍。しかし!熱が出ても自力で歩けなくても私は言葉を書き連ねることができるのです!その事実が脳の支えとなっています。だからこの場で言葉を書き続けていくことを止めてはなりません。言葉の進軍あるのみ。

 

まあそれはそれとして、この身体を受け入れた上でのマネジメント能力を身につける一年にしなければ、身が持つまいな。頑張りたまえ、今年の私よ。