utteringUFOの日記

私とあなたの備忘録です

私の日記を読む前にこれを読んでほしい。

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ヒラギノ游ゴさんの「そんなこと言うんだ」シリーズの最新記事です。つい先程読んで、昨夜までの私が救われた気がした。昨夜の私は、ちょうど悲しいことが重なっていたせいで泣いていたところを母に見つかってしまって、それをこっぴどく叱られ詰られていた。更に泣き、更に怒られた。泣いて怒られるなんて小さい子どもみたいだけれど、きっと彼女から見た私は、ずっと小さな幼い子どもなんだろうな。

過保護で過干渉な母と、その母である祖母、その二人に敵対視される父、その三人の保護者に囲まれて私は育った。いや、今も実家にいて育てられている最中だ。毒親と称すことはできないくらい彼らに様々な感謝をしているし、人によっては大したことない扱いなのかもしれないが、私は今の状況が酷く大変に感じて早く抜け出したい、怖い、これ以上続くなら死んでしまいたいと思いながらも、日々をそっと過ごしている。その恐怖が最大に達すると昨夜のようになる。

 

結局、昨夜はロープを持って外に出ようとしたところを見つかってしまい、怒られながら玄関で気絶するように眠った。朝には起き上がり試験があるので大学に向かったけれど、その間もずっと身体と頭が乖離したままで、試験を受ける私を斜め上から傍観していた。私は絶望の淵にいるのに、この女の子は何を淡々と解いて、周りの挨拶に受け答えているのだろうと。

そんな昼間、昨夜の日記を読むかツイッターを見るかした旧友がとても久しぶりに連絡をくれた。心配をあちこちにかけてしまっていることを詫びながらも、彼女との会話でちょっとずつ指先に魂が戻ってきて、思考に温度が伴っていくのを感じた。感謝してもしきれないと思った。そういえば、11月に今よりももっと死にたくてたまらなかった時も、友人が連絡してくれて彼女の言葉で命拾いをした。冒頭にあげた記事にも書かれている通り、友人の存在の大切さを最近ひしひしと今まで以上に感じている。彼女たちが、私を社会だけでなくこの世に存在させてくれていると思うし、色んなことを学ばせてもらった。

たくさんの友達と、恋人に、ぶら下がっている状況に見える。あと数年して色んな面で親から完全に自立したら、その時は私が何かをできたらいい。自立できるような大人になった時、彼らのような大人になっていないといい。ただの祈りに近い将来の自分への縋りでしかないけれど、どうか本当に血を引いて体現しないで、別個の存在でいて。