王将が好きだ。
今日は午前中で授業が終わるので家で昼ごはんを済まそうとしていたが、祖母がご飯を作るのめんどくさくなっちゃった。と言う時期と被ったので、一緒に外食することにした。王将で。
最寄り駅にあるためか、安く早く済む外食として食べ盛りを何人も抱える我が家では度々重宝されてきた。貧血の私は大抵の場合、半強制的にニラレバ定食が注文されてしまったりするのだが、今日はわがままに行こうと決めた。極王やきそばと餃子を、祖母は日本ラーメンを注文して程なく料理が出てくる。オープンな厨房でカンカンカンと中華鍋の音が鳴り、元気な店員がお持ち帰りの客を捌く中でもりもりと食べた。
祖母は鰹節を乗せて柚子の香るそのラーメンがいたく気に入ったらしい。私も海老とチャーシューを同時に楽しめる具沢山のやきそばが気に入った。玉子とじされているところもポイントが高い。また食べたいけれど、全メニューを制覇してみたい気持ちの方が勝るので、次はまた別のものを頼むだろう、ニラレバ以外の。
中華が好きなのか、王将が好きなのかはわからないが、ポイントを貯めてもらえる王将の餃子画像入り目覚まし時計が鎮座しているくらいには王将に通っている。やさぐれた日に、生ビールと一品でやって気晴らしをすることもあるし、部活帰りの腹を空かせた弟と、家の夕食まで待てなくて食べたこともあった。
王将のグラスのロゴも好きだ。上から読んでも下から読んでもOHSHOになる文字がかっこよくレタリングされて青い字になりグラスに横たわっている。あれで飲むと、水でも酒を飲んでいる気分になれる。想像の中では、飲んだことのない鬼ころしが多分入っているのだ。
今日もたくさん食べたので、明日もこれを糧として生きましょう。死にたくなったら、また王将に食べに行きます。
