utteringUFOの日記

私とあなたの備忘録です

ニイゼロニイゼロ

2020年が始まりました。

これを私はニセンニジュウではなくニイゼロニイゼロと読んでいます。通常の年と違い特別感があって好きな響きです。

 

例年は紅白を見終わって年明けを待ち、新年スタートの瞬間にたくさんの言葉を交わしたり書き残したりするのが、私の年越しルーティーンでしたが、昨夜は紅白の終盤には朧げになりながら除夜の鐘の音を聴きつつ眠りに落ちてしまいました。

でも落ちる間際、遠くの(恐らく)港で花火の上がる音が冬の空を通って聞こえてきたので、きっと年越しの瞬間は無意識に迎えていたのでしょう。

例年はそこから更に兄弟だけで徹夜をして馬鹿な番組を見たりゲームをしたりし、朝5時には眠い眼を擦り初日の出の見える神社へ参拝しに行くのが慣しでした。

しかし今年は、拗らせた扁桃腺炎から回復しきっていないため外出を避け、私の分のお参りを託して8時過ぎまで眠ってしまいました。

 

友人や恋人からの新年の挨拶を読むことでゆっくりと覚醒しながら、鮮やかな緑の柔らかい服に袖を通した後、家族と一緒に、同じようにお雑煮やおせちを食べられる元旦を迎えられたことにしみじみとほっとしました。

節目のルーティーンが崩れると私だけ取り残されたようで、きっと不安になっていたのでしょう。

 

食べられるほど回復してきたので元旦なんて関係なく通常営業だ!と設計作業を進めていると、テレビでは朝からオードリー・ヘプバーン特集が。ふと気になって彼女の出演作一覧を調べてみたら全くカバーできていないとわかりました。

作業中断しても観ればよかったな、シャレード

午後からその枠は寅さん特集となり、母と祖母が嬉しそうで何よりでした。音声別撮りでなくてもハッキリと台詞が耳に届く渥美清さんの、テキ屋の口上が本当に大好きなのですが今でも街中でああいったものは聴けるのでしょうかね。一度、生でご拝聴したい。

 

デジタルの記録だけに頼ることはせず、アナログの記録も変わらず続けます。日記のような雑記帳のようなスケジュール帳のような私のノートがちょうど終わりに近づいていたので、せっかくですし新調しました。

歌川国芳の描いたがしゃどくろが可愛らしくて大好きで、それが表紙のロルバーンを見つけた時はにっこりしてしまいました。確か、晩秋に行った「目 非常にはっきりとわからない展」の千葉市美術館オリジナルのものです。あそこの常設に絵があるのでしょうかね、はっきりとはわかりません。

 

そうです!これが一番嬉しいニュースだったのですが、2020年になると共に、東京事変が新譜「選ばれざる国民」をひっさげて再始動を発表しました。歓びと活力が湧いてきましたし、私も病み上がりを脱して再起動をかけていかねばなりません。

10時半から始まる『細野晴臣イエローマジックショー3』を楽しみに、それまではこの曲をかけて設計に勤しみましょう。

本来ならば、こうした元旦のブログで新年の抱負を宣言するのでしょうが、今はとにかく6日提出の設計で頭がいっぱいで、その後の360日の生き様について考える余地もありませんから保留とします。

頼みましたよ数日後の私。このブログを三日坊主にするのもよしてくださいね。

 

それでは皆様、去年は大変お世話になりました。

今年も精進して参りますので、どうぞ相変わりませずよろしくお願い申し上げます。